秋田県男鹿半島で生まれ育ち、漁業をはじめて18年。現在では、種苗からオリジナルわかめを生産し、県内で一番多くの養殖わかめを育てあげております。
男鹿産わかめの養殖をはじめとする漁業は、産地自体の過疎化、また非常に危険で大変な仕事であるため生産維持が困難になりつつあります。
こういった背景から、流通しているわかめ加工品は中国をはじめ韓国等から輸入される原料を使用したものが大変多くなっております。
日本海の荒海で育った台島のわかめは、とても柔らかく磯の香りが強いのが特徴です。
未来を担う子供たちに安心安全、且つ本物の味を知って欲しいと願い、わかめをはじめとする獲れたて新鮮な海藻や魚介類を日本全国にお届けしたく渉水産を設立いたしました。
時代の流れにそぐわずとも守るべき伝統はしっかりと守り、柔軟に世の需要に対応すべく加工技術や商品の開発に精進してまいりたいと考えております。
鈴木 渉